補聴器のシニア割引・購入費助成2026|自治体別に金額を徹底比較

補聴器のシニア割引・購入費助成のイメージイラスト

🎧 Hearing Aid Senior Support Guide 2026

補聴器のシニア割引・購入費助成 完全ガイド2026

65歳以上を対象にした自治体の補聴器購入費助成制度を、実際の金額つきで徹底比較。
助成がない自治体の探し方や、大手チェーンの無料お試しサービスもあわせて解説します。

📋 この記事でわかること

  • 全国の実施率はわずか13.6%(1,747市区町村中237自治体)という実態
  • 実施が多い地域・ゼロの地域がはっきり分かれる「自治体ガチャ」の現状
  • 渋谷区・中央区・品川区・江東区・大阪市の助成金額・条件を実際の数字で比較
  • 自分の自治体に制度があるか調べる方法

🗾 全国の実施状況(自治体ガチャの実態)

日本補聴器販売店協会の全国調査(2023年12月1日時点)によると、18歳以上を対象にした補聴器購入費助成制度を実施している自治体は全国1,747市区町村のうち237(13.6%)にとどまります。実施地域には大きな偏りがあり、新潟県(30自治体)・東京都(26自治体)・北海道(22自治体)・長野県(14自治体)に集中する一方、青森・石川・福井・広島・山口・徳島・香川・愛媛・佐賀・大分の10県では実施自治体が1つもありません。お住まいの都道府県によって「ある・なし」がはっきり分かれるのが実情です。

対象年齢 自治体数 助成上限額 自治体数
65歳以上 155 30,000円 64
18歳以上 45 50,000円 50
70歳以上 8 20,000円 47
50歳以上 7 25,000円 24
60歳以上 5 40,000円 16

出典:一般社団法人日本補聴器販売店協会「全国の自治体における補聴器購入費助成制度の実施状況」(2023年12月1日時点、2024年1月29日訂正版)。年齢は65歳以上が最多、金額は30,000円が最多です。制度は年々新設・変更されるため、必ずお住まいの自治体で最新情報をご確認ください。

📊 実際に確認した自治体の助成内容(2026年最新)

以下は編集部が各自治体の公式サイトで直接確認した実例です。全国237自治体のうちの一部で、ご自身の自治体は含まれない場合があります。

自治体 対象年齢 助成上限額 所得制限 備考
品川区(東京) 65歳〜 72,450円 なし 両耳40〜70dB未満が目安
江東区(東京) 65歳〜 72,450円 なし 5年に1回まで・現物支給との選択制
渋谷区(東京) 65歳〜 72,000円 あり 非課税または所得135万円以下
中央区(東京) 65歳〜 72,000円/35,000円 一部撤廃 非課税72,000円・課税35,000円(2025年8月〜)
大阪市 65歳〜 25,000円 なし 両耳30〜70dB未満・生涯1回のみ
名古屋市 対象外 高齢者向け助成は現状なし(障害者手帳のみ対応)

※制度内容・金額は2026年6月時点。自治体により毎年見直しがあるため、必ず最新情報を各自治体公式サイトでご確認ください。

💡 補聴器の助成金は「購入前の申請」が絶対条件
ほぼすべての自治体で、申請して助成決定通知が届く前に購入した補聴器は対象外になります。先に購入してしまうと後から申請しても助成を受けられないため、耳鼻咽喉科への受診と自治体への申請を購入前に済ませておきましょう。

🏙️ 主要自治体の助成制度 詳細

🏙️ 品川区(東京都)

対象年齢
満65歳以上
助成上限
72,450円
聴力基準
40〜70dB未満
所得制限
なし

区内在住の65歳以上で、耳鼻咽喉科医師から補聴器装用の必要性を認められた方が対象。身体障害者手帳による補聴器支給を受けられる方は対象外です。助成決定前に購入した場合は対象になりません。
→ 品川区公式サイトで詳細を確認

🏙️ 江東区(東京都)

対象年齢
65歳以上
助成上限
72,450円
利用間隔
5年に1回
支給方法
現物支給 or 購入費助成

「現物支給」と「購入費助成」のどちらかを選べるのが特徴。一度選んだ方法は原則変更できませんが、5年後の再支給時には変更可能です。障害者総合支援法による補聴器支給を受けていないことが条件です。
→ 江東区公式サイトで詳細を確認

🏙️ 渋谷区(東京都)

対象年齢
65歳以上
助成上限
72,000円
所得制限
非課税 or 135万円以下
利用間隔
過去5年以内の利用なし

耳鼻咽喉科専門医の証明が必要で、対象は管理医療機器として認定された補聴器1台のみ(集音器は対象外)。所得制限があるため、住民税の課税状況を事前に確認しておくとスムーズです。
→ 渋谷区公式サイトで詳細を確認

🏙️ 中央区(東京都)

対象年齢
65歳以上
非課税世帯
上限72,000円
課税世帯
上限35,000円
制度改定
2025年8月〜所得制限一部撤廃

2025年8月から住民税課税者も対象に加わり、利用しやすくなりました。非課税世帯と課税世帯で助成額が異なる点に注意。耳鼻咽喉科医師の必要性の判断と、過去5年間この助成を受けていないことが条件です。
→ 中央区公式サイトで詳細を確認

🏙️ 大阪市

対象年齢
65歳以上
助成上限
25,000円
聴力基準
両耳30〜70dB未満
利用回数
生涯1回のみ

補聴器相談医による必要性の認定が条件で、本体購入費のみが対象(イヤモールドや検査料は対象外)。所得制限はありませんが、生涯で1回しか利用できないため、購入するタイミングをよく検討しましょう。
→ 大阪市公式サイトで詳細を確認

⚠️ 助成制度がない自治体の方が多数派です:
全国の実施率は13.6%(237/1,747自治体)にとどまり、青森・石川・福井・広島・山口・徳島・香川・愛媛・佐賀・大分の10県は実施ゼロです。名古屋市のように高齢者向け助成を実施していない政令指定都市もあります(身体障害者手帳をお持ちの方向けの補装具費支給制度は別途あります)。神戸市・札幌市の補聴器助成は18歳未満の難聴児のみが対象で、高齢者向けはありません。お住まいの制度の有無は「市区町村名+補聴器+購入費助成」で検索するか、地域包括支援センター・高齢福祉担当窓口に問い合わせて確認しましょう。

🏪 大手チェーンの無料お試しサービス

以下はシニア専用の割引制度ではありませんが、購入前に試せるサービスとして年齢を問わず利用できます。

🏪 眼鏡市場(補聴器)

お試し期間
2週間無料
年齢制限
なし

実際の生活環境で聞こえ方を試してから購入を決められる無料お試しサービス。全国の眼鏡市場店舗で相談可能です。

🏪 補聴器専門店ブルーム

お試し期間
2週間無料
年齢制限
なし

季節ごとにキャンペーンを実施しており、時期によって特典内容が変わります。購入前に来店予約して試すのがおすすめです。

❓ よくある質問

補聴器の助成金は何歳から対象になりますか?
実施している自治体(全国237)のうち最も多いのは65歳以上(155自治体)です。ただし全国一律の制度ではなく、そもそも実施していない自治体が全体の86%を占めます。自治体ごとに実施の有無・対象年齢・助成額が異なるので、お住まいの自治体で実施されているか、まず確認しましょう。
身体障害者手帳を持っている場合はどうなりますか?
身体障害者手帳(聴覚障害)をお持ちの方は、障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度の対象となり、今回紹介した高齢者向け助成制度とは別枠・別条件になります。多くの自治体で高齢者向け助成と障害者向け支給は併用できません。
補聴器は医療費控除の対象になりますか?
耳鼻咽喉科の医師が発行する「補聴器適合に関する診療情報提供書」に基づいて購入した場合、医療費控除の対象になります。自治体の助成を受けた場合は、助成額を差し引いた自己負担分が控除対象です。詳しくは税務署にご確認ください。
助成を受けるにはどんな手続きが必要ですか?
一般的に「①耳鼻咽喉科を受診し意見書をもらう→②自治体窓口で申請→③助成決定通知を受け取る→④補聴器を購入→⑤領収書等を提出」という流れです。購入前の申請が必須で、先に買ってしまうと対象外になるため注意してください。
自分の住んでいる自治体に制度があるか調べる方法は?
「(お住まいの市区町村名)+補聴器+購入費助成」で検索するのが最も確実です。見つからない場合は、地域包括支援センターや自治体の高齢福祉担当窓口に直接問い合わせると教えてもらえます。

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